[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
放課後。。
今日は凛、歩、皐月、池上仁、あたしでカラオケに行く。
皐月がたまには、皆で騒ごうぜとの事で…。
あたしたちは、いったんそれぞれの家に帰り、私服に着替えて、街に出た。
久しぶりっちゃ久しぶりだな…。
「あげはちゃあん♪
お揃いの服、やっぱり似合ってる~。」
「ね、やっぱ変だって…」
凛のご希望というか命令で、
こないだ買ったピンクのリボンのワンピを着た。
周りの視線も痛かったケド…
だって池上仁…皐月と歩まで、3人とも固まっている。
「いや…黒姫ちゃん。
それヤバイよ…」
皐月が呆然としながら言う。
「だから変なんでしょ?」
だったら『変』ってはっきり言えよ…
「違う!可愛いっつってんの!
お前、俺から離れんなよ…」
可愛い…。
池上仁が耳元でそう言った。
なんか体が照れ臭くてむずがゆい…
そんで、ガッツリ私の隣を歩く池上仁…
それを見て凛たちは、ずっとニヤニヤしっぱなし…。
「金龍と黒姫が一緒に歩いてる…」
「つか黒姫可愛いすぎなんだけど。」
周りの奴等からそんな声が飛び交う。
そんな中隣の男は何故か
そいつ等を睨み、
私にぴったりとくっつく。
「あの…近い。離れろ」
「無理。」
「離れろ…」
「拒否…」
「あ゛~うっとうしい~!!」