[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
どれだけ泣いただろう。
池上仁は、それを黙ってぬぐってくれた。



「俺以外の前では泣くなよ…」

耳元で甘く囁かれた。


そして、、



「その泣き顔そそるから…」



ニヤリと口角をあげたあとあたしの涙をペロリと舐めた。




「うわッツ!何すんだよ!」




「涙ってしょっぺッ…」


ベエ~って舌を出す池上仁…。



「ふふ…バカ…」


さっきまでの怖い思いはあっと言う間に無くなった。



「っし、行くか?」



「うん。」



そう言って、デッカイ本家の所に向かう。





< 86 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop