[完]太陽の君に恋をした。。。黒姫×金龍総長
銀河さんも一緒に本家に行くと、ダダダと走ってくるちびっこい女の子が池上仁に飛び付いた。



「じん兄ターン。。」

目をぱちくりさせている女の子に池上仁はデレデレ。

「美衣いい子にしてたか~?」

「うん。」


「妹?」


「あぁ。3歳の美衣だ。」

美衣は視線をあたしに移すと、可愛い目をぱちくりさせて
「ねぇちゃん、抱っこ~」

そう言いあたしにしがみついた。


「ぬぁっ!美衣ちゃんくるちぃ~」



「ねぇちゃあん」


キャピキャピと笑って離れない美衣ちゃん。


天使だな…。


「美衣あげはを気に入ったみたいだなっ♪」



「ふふッ」


なんか凜をちびっこにしたみたいだ。




美衣ちゃんを抱っこしたままリビングに行くと、


色白でスタイルよくて、
キレイな女の人が居た。


「あげは、あれが沙知絵だ。
お前はそのままにしてればいい。」


若干固まるあたしを仁が気にしてくれた。



あれが母親…。
でも母親にしては綺麗すぎる。


そして、


あたしたちに気づくと、これまた美衣ちゃんにそっくりな笑顔で走ってきた。



「ぬあッ!くっくるちい~」

そして美衣ちゃん同様ぎゅうッとあたしに抱き着いた。



「きゃあ~可愛い~。
これが黒姫ちゃん?も~食べちゃいたい~」



ギュウギュウあたしを抱き締める。


なんとゆうか…
こぉ…心がくすぐったい。
ぬるま湯につかっているみたいだ。


でも思ったより悪くない。これが母親…。


ってゆうか…


「あ゛の…そろそろ…
くッるし゛~」



美衣ちゃんを抱っこしてるし、
沙知絵さんからの圧力で潰れる…



それをニコやかに笑みをもらす池上仁と銀河さん。



助けろ~!!!





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