秘密なこと
第二章
「はぁ…」私はいつもの格好をして自分の席でため息をついていた。
今は昼休み。だから教室には人が少ない。
《昨日からずっと思い出してばかり…。ダメだ!お姉ちゃんの所に行こう!》
勢いよく立ち上がり、教室から出ようとした。
すると………
バサッ!
「何だ?スケジュール帳…?」高橋君の手には私のスケジュール帳があった。
《ヤバい!あれには仕事の予定が書いてあるのに!見られたらバレる…!》
「返して!!」
「これ…お前の?へぇ…大事そうだなぁ。」
「そうよ…!だから返して!」
「そう言われると…」
何を思ったのか高橋君は、いきなり走り出した。
私も慌てて後を追う。
着いた先は………
プールだった。
今は昼休み。だから教室には人が少ない。
《昨日からずっと思い出してばかり…。ダメだ!お姉ちゃんの所に行こう!》
勢いよく立ち上がり、教室から出ようとした。
すると………
バサッ!
「何だ?スケジュール帳…?」高橋君の手には私のスケジュール帳があった。
《ヤバい!あれには仕事の予定が書いてあるのに!見られたらバレる…!》
「返して!!」
「これ…お前の?へぇ…大事そうだなぁ。」
「そうよ…!だから返して!」
「そう言われると…」
何を思ったのか高橋君は、いきなり走り出した。
私も慌てて後を追う。
着いた先は………
プールだった。