秘密なこと
「ここじゃあなんだから……中に入って?」


私と雅也は家の中に入った。

「おじゃまします。」

雅也がリビングに入ると中にはお父さんとお母さんがいた。


「あら?美香おかえり!!あなたは…?」


「は、初めまして!!美香さんの………同級生の高橋雅也と申します!!」

雅也はペコリと頭を下げた。


「はっはっはっ!!同級生とか言っておきながら彼氏なんじゃないか?」


「お、お父さん!!」

うちのお父さんは交際とかに寛大っていうのかな?

とやかく言わない人だからお姉ちゃんの結婚もすんなり賛成した。
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