秘密なこと
「LIRはさ…もう少し警戒した方がいいぞ?

俺だからよかったものの…」


「へ?」


「まぁいいや…

ソファー座っていいか?」


「あ、どうぞどうぞ!!」

亮さんの正面に私も腰かけた。


「え〜っと……話っていうのは…」


「はい!!」


「………」


「………?」

亮さんは下を向いて黙ったまま。


「……明日の撮影では難しい表情してもらうから!!

できるか!?」


「はい!!任せてください!!」

胸をドンッと叩いた。

話ってこれの事だったのかな?


でもこれなら別に廊下でも…

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