秘密なこと
『楠高校はどうだ?友達できたか?
お前がいないからクラスの皆が死んでるぞ。』
「ぷっ……何それ…」
雅也のメールは短かった。
けれど、私の心を溶かしていく。
《前見て…歩け!!》
自分にそう言い聞かせて顔を上げた。
「心配してくれてありがと!!
もう大丈夫♪」
目の前の席の子に笑顔を向ける。
「良かったあ〜♪
今のメールって彼氏?」
「へっ!?違うよ!!」
「だってLIRの顔が一気に明るくなったんだもん!!
彼氏じゃないなら、好きな人!?」
「……うん…まぁ、そうかな?」
お前がいないからクラスの皆が死んでるぞ。』
「ぷっ……何それ…」
雅也のメールは短かった。
けれど、私の心を溶かしていく。
《前見て…歩け!!》
自分にそう言い聞かせて顔を上げた。
「心配してくれてありがと!!
もう大丈夫♪」
目の前の席の子に笑顔を向ける。
「良かったあ〜♪
今のメールって彼氏?」
「へっ!?違うよ!!」
「だってLIRの顔が一気に明るくなったんだもん!!
彼氏じゃないなら、好きな人!?」
「……うん…まぁ、そうかな?」