ずっと前から
「航?早ぇな!!」


そう言って



今来た男の子の肩に手を回した



「...あの。何年生??」


...わ、私に聞いてるの??



「1年生です」



答えると少し驚いた翔クン



「名前は??」



すかさず今来た男の子が聞き返す



「白石...」


「「鞠果???!」」


私が言い終わる前に



02人は私の名前を知っていた―



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