ずっと前から
あの日は私の大嫌いな雷が鳴り響いてた。
有紗は片思いをしていた。
相手は、同じクラスの伶生(れい)。
クラス内ではそこそこの人気で皆に信頼される、しっかりクン
誰が見ても02人は両思いだと思うほど、仲が良かった。
暗い所が苦手な私は
雷がひどくなる前に。と思って早めに学校を出た。
放課後、傘を忘れてしまった有紗と
一緒の傘に入り、学校を後にしようとした。
「...鞠果?? ちょっといい??」
そう言ったのは有紗ではなく、伶生だった
隣にいる有紗の視線が気にはなったが...
有紗のコトで相談だと思い、渋々OKした。
私は気付けなかった。
有紗がこの時
泣いていたというのに......。
有紗は片思いをしていた。
相手は、同じクラスの伶生(れい)。
クラス内ではそこそこの人気で皆に信頼される、しっかりクン
誰が見ても02人は両思いだと思うほど、仲が良かった。
暗い所が苦手な私は
雷がひどくなる前に。と思って早めに学校を出た。
放課後、傘を忘れてしまった有紗と
一緒の傘に入り、学校を後にしようとした。
「...鞠果?? ちょっといい??」
そう言ったのは有紗ではなく、伶生だった
隣にいる有紗の視線が気にはなったが...
有紗のコトで相談だと思い、渋々OKした。
私は気付けなかった。
有紗がこの時
泣いていたというのに......。