だいすき!



「…………っ……」



振り向かなきゃ良かった


あたしの心臓は、一瞬にしてそいつに奪われた


ドキドキドキドキ


うるさいよ心臓……



「風雅…くん……」


「くくっ…」



風雅くんはいつもと変わらない、あの笑顔を見せてくれた


ばかぁー反則だよ……


言葉を失っていると、段々と近付く顔



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