だいすき!



龍はあたしをかなり優しい表情で見つめていた


………本当にあたし…優勝?



「はい、じゃあ優勝した記念に大好きな人に熱いキスを!」


「「はぁーーーー?!」」



司会者の言葉で、あたしたちは声を揃えて否定した


有り得ないし、てかそもそも好きじゃないし


会場からは既にキスコールが響き渡っていた


うぅー…どうしよ……



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