だいすき!



あたしはまた紙を見に行った



「風雅くん、隣だよ」


「そ」



風雅くんはだるそうにあたしの隣の席に移動して、また机に突っ伏した


席に座ると、密かに残っている温もりに少しドキドキする


かっこよかったな……


てか、名字一緒なんだ



特に気にすることなく、あたしは静かに外に視線をやった



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