恋侵未来マシーン
叶伊斗は少女の肌に触れた瞬間、少女の体が青い光りに包まれて、少女は意識を取り戻したように、上半身を起こして、こっちをみていた。そしてこうつぶやいた。

「私は、SOH01、そこのあなた…私に名前をつけて。」
「エス オー エフ ゼロ ワン?名前をつけて?」

叶伊斗は意味が分からないメッセージを聞いて混乱していた。

「あなた…叶伊斗っていうのね?叶伊斗〜!早く決めなさいよ!あと5秒以内に決めなかったら、あなたを抹殺するわよ?」

「なんで俺の名前しってるんだ!? と、とりあえず名前…エス オー エフ…ソ、ソフィア!!」

少女は微笑んでしゃべりだした。

「ソフィアね。なかなかいい名前だわ!!決まり。じゃあ、あなたの家に住ませてもらうわよ!」

叶伊斗はホッとして、しばらくボーっとし、訳も分からず一緒に帰る事にした。

「そういえば、ソフィアって何者なの?」

1番気になっている事を聞いてみた。

ソフィアは少し間を空けて喋りだした。

「私は、2060年から来たロボット。ここに来た理由は分からないわ…。」

「ろ…ロボット!?未来?えぇ〜?」

叶伊斗はあっと驚いた。

「さぁ!早く帰るわよ〜」
ソフィアはとても元気な声で叶伊斗の家を目指した。
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