LoveAddict
「俺職員室寄んないといけないから。」

「うん。一緒のクラスだと良いね。」

「俺はイヤだ。お前うるさいし、人の顔
ガン見するし、ゆっくりねれへんし。
じゃあな。」

羅輝はそう意地悪を言うとすぐに職員室に行っちゃった。

「あっ。ヤバ。クラス発表まだ見てない!!
急がなきゃチャイムなるっっ!!」










この時もうあたし達は意地悪な運命のレールの上を
まるでドラマのシナリオのように歩き始めていた。
あたしが“羅輝と関わらない”という別の運命の
レールの上に移動していれば、こんな運命には
ならなかったかもしれない・・・・・・
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