LoveAddict
「遅ーい。何してたん亜弥!!
電話してもつながらへんし・・・・
もう先に掲示板みたで。」

「裕香ごめーん。何組やった??」


この今冗談気味に怒ってるのは、小学校からの
幼馴染でもあり良き理解者の親友
麻倉 裕香<あさくらゆうか>
二重で細くてめっちゃ美人!!

「ホンマにそう思ってんの??
明日は早よ来てや。
クラスは3組。あたしと一緒。」

「ありがとー。大丈夫v明日からは
遅刻出来ひんもん!!
ヤバッッッ!!時間無い!!早よ教室行こ。」

「遅れたんはアンタやろ。」


_________________


「セーフ!!裕香良かったな。
まだ先生来てへんで。」

「ゆーか、あやオッハー!!てか2人にしては珍しく
遅くない?!みくの方が早いでっっっ。」

この朝からハイテンションなのは、高1の時同じクラスになり
仲良くなった、学校始まって以来の
遅刻常連女王の
水野 深久<みずのみく>

「しょうがないじゃん。亜弥が遅かってそれを、待ってたから。」

「なんで2人は同じ地元なのに一緒に来ないの??」

「亜弥の方が駅に近いから起きるのが遅いの。
だから、ヨユーとか訳わかんない事言ってあたしより、
1本遅い電車に乗るから。」

「だって・・・裕香電車で学校まで40分しかかかんなくて
8:20までに教室入れば良いのに、6:20の
電車乗るじゃん。いくら何でも早すぎじゃん!!」

「亜弥の7:00の電車に合わしてらんない。
あっ、そうそうさっき言ってた
“明日からは遅刻出来ない”ってどう言う事??」

「何それーっっ。みくも知りたい!!」

「あっ、言おうとしてて、忘れてた。
あんね、「「お前ら、講堂に移動するぞー。名簿順に2列に並べー。」」
あっ、帰りね。」



< 5 / 20 >

この作品をシェア

pagetop