LoveAddict
「あんね、朝駅で・・・・・・・





       と言うわけ。
で、アタシが一方的なんだけど、
明日から一緒に行こうって羅輝に
言っちゃったから、遅刻出来ないの。
羅輝が先に行っちゃうでしょ??」

「ふーん。その羅輝って男子は
可哀想ね。転校初日の朝から
アンタみたいな訳わかんない女子
に出会って、おまけに翌日からは
一緒に学校に行く約束を
取り付けられて。
アタシだったら、アンタみたいなのに
遭遇しちゃったら、即逃げるわ。」

「相変わらず、裕香は酷いなぁ。
ってか、みくは何でそんなにも
震えてんの??!」

「だっ、だっ、だって、
そんなにもカッコイイ男子に
朝から出会えて、明日からは一緒に
登校とかチョー羨ましいじゃん!!
みくもそんな出会いが欲しーい!」

「アンタマジでさっきから
ウッサイ。一回黙れ。」

「何だ。興奮で
震えてたんだ。」

「もぉ、2人ともみくの扱い
酷くない??
でも、マジな話あやはこれから
一緒に登校するなら
気をつけなよ。
先輩とか同級生とかから、
因縁つけられて、
何か嫌がらせとかを受けるかも
しれないから。
まぁ、そうなったらみくとゆーか
が助けるから!!」

「亜弥の場合鈍感だから
嫌がらせにも気づかないかもね。」

「裕香の言葉はちょっと酷いかも
だけど、2人共アリガトね。
何かあったら、頼りにしてる。
じゃあ、また明日。」

「うん♪ばいばーい」

「アタシは職員室に寄って帰る
から悪いケド、亜弥1人で
帰っといて。」

「りょーかい」
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