君のいる世界


高1になったのにも関わらず、いつもと変わらない毎日。
そんな毎日に嫌気の指している私はなにか特別のことを望んでいた。


そんなことをぼんやりと思いながら歩いていると、いつの間にか青蘭高校に着いていた。


クラス発表の紙を見て教室に行くとそこには1人もう来ていた。


「おはよう!同じクラスだよな?」
いきなりきていた男子に話しかけられてそっちを向くと、彼は少し緊張しているのかぎこちない笑顔を見せている。


「おはよう。そうよ」
人と話すのが苦手な私は素っ気なく返事をすると黒板の座席表を見ながら席に着く。


「あっ!!」
急に驚いた声をだされビックリする。
< 2 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop