時間は流れているんだね
準のメールが頭の中で渦巻いている。



『早く会いたい』



はやくあいたい…



私も準に会いたいな…。



私はお姉ちゃんの服を脱いで寝間着に着替えた。



その間も準のことが頭から離れなかった。



私がベッドに入ろうとすると突然ドアがノックされた。



「夢?まだ起きてる?」



「うん。起きてるよ。」



お姉ちゃんは笑顔で入って来た。でもその笑顔はいつもの笑顔じゃなく…どこか無理してる感じかした。
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