時間は流れているんだね
「そこまで拒否しなくても…。」



楓はちょっと哀しそうな顔をしている。



こいつがこんな捨てられた子犬みたいな顔しても……全然可愛くない!!!



楓はまだ子犬みたいな顔をしているが私はそれを呆れた顔で見つめた。



美里はそんな私と楓を楽しそうに見ている。私的に楓をどうにかしてほしかった……。



「はいはい!!ごめんね──!」



「なんか全然謝ってるよいに聞こえないような…。」



こいつ意外とめんどくさい…。



「ちょっと美里見てないで助けてよ…。」



「2人の愛の手助けならしてもい─よ?」



…美里は私の味方じゃないみたいだ…。酷い…。



っていうか大笑いしている。
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