時間は流れているんだね
「え……!?


はっ……!?」



私は動揺しているのか言葉がうまく出てこない。



「返事いつでもいいから。」


楓はそう言うと自分の席に戻って言った。



私は顔がほてるのが分かった。



楓が私のこと好き……?



突然過ぎる告白に頭がうまく働かない。私はただ口を半分開けているしかできなかった。



まさか幼なじみで腐れ縁の楓に告白されるなんて……。



「夢?大丈夫?」



「美里……。私どうしたらいいんだろ……。」



「それは…夢が決めな?

夢はどうしたいの…?」



私は黙りこんだ。



だってずっと幼なじみという存在だったから。



恋愛対象として見て居なかった。



私は楓のこと好きなのかな…?



その時私の頭にふいに準の顔が浮かんだ。



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