時間は流れているんだね
「ごめんね。待った…?」



やっと会えた。
愛しい人の声…聞きたかった。



私の胸はまた高鳴った。



「いえ…今来たところです。


あの…。」



「とりあえず家入る?」



謝ろうとしたのに…。


でもまた2人で話しができる…。



私は準の家に着いて行った。

その間も私の胸は高鳴っていた。
隣を歩く準をちらりと見た。冷めきった目をしていて少し哀しい。




いつか笑わせて見せるから!!
私は1人で意気込んだ。
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