時間は流れているんだね
「お姉ちゃん…高校どうするの?まだ高1なのに…。
卒業してからじゃだめなの?」
《夢…。驚かないでね?》
これ以上驚くことないでしょ?
結婚するって言った時点で私は驚いてます。
《学校は辞めるよ。洋がね…?
アメリカに行くの…。親の都合でね?いつ帰ってこれるか分からないんだって…。》
ちょっとまって…。それってつまり…。
「お姉ちゃんは洋って人についてくの?」
《…うん。お母さんには今度話すって言っておいてくれる?》
「うん。」
《じゃあまた今度ね。》
「うん。」
電話が切れた。私は頭がまだついていかない。電話のプープープーという音が異様に大きく聞こえて私の耳に響いた。
お姉ちゃんがアメリカに行っちゃう…。
涙が溢れた。いつも一緒にいると思っていた人が居なくなってしまう。
お姉ちゃんは結婚して幸せになるんだから祝福しなくちゃいけないのに…どうしてできないんだろう?
卒業してからじゃだめなの?」
《夢…。驚かないでね?》
これ以上驚くことないでしょ?
結婚するって言った時点で私は驚いてます。
《学校は辞めるよ。洋がね…?
アメリカに行くの…。親の都合でね?いつ帰ってこれるか分からないんだって…。》
ちょっとまって…。それってつまり…。
「お姉ちゃんは洋って人についてくの?」
《…うん。お母さんには今度話すって言っておいてくれる?》
「うん。」
《じゃあまた今度ね。》
「うん。」
電話が切れた。私は頭がまだついていかない。電話のプープープーという音が異様に大きく聞こえて私の耳に響いた。
お姉ちゃんがアメリカに行っちゃう…。
涙が溢れた。いつも一緒にいると思っていた人が居なくなってしまう。
お姉ちゃんは結婚して幸せになるんだから祝福しなくちゃいけないのに…どうしてできないんだろう?