時間は流れているんだね
学校はいつも通りの時間が流れてた。
それが今の私にとってなんとなく嬉しかった。
「美里おはよっ!!」
「夢おはよ──…ってその顔どうしたの!?」
美里は目を丸くして驚いている。
やっぱり腫れは引かなかったけど…これでも朝に氷で冷やしたから少しは治まったんだけどな。
「話。後で聞くね。先生来たみたいだし。」
私は笑顔で頷くと自分の席に着いた。
それと同時に先生が教室に入って来た。