時間は流れているんだね



学校はいつも通りの時間が流れてた。


それが今の私にとってなんとなく嬉しかった。


「美里おはよっ!!」


「夢おはよ──…ってその顔どうしたの!?」


美里は目を丸くして驚いている。
やっぱり腫れは引かなかったけど…これでも朝に氷で冷やしたから少しは治まったんだけどな。


「話。後で聞くね。先生来たみたいだし。」


私は笑顔で頷くと自分の席に着いた。


それと同時に先生が教室に入って来た。


< 80 / 114 >

この作品をシェア

pagetop