時間は流れているんだね
また楓とバカやりたいな。

でも、もう前みたいな関係は無理なんだろうな。


私が準を選んだら楓と私の関係は切れてしまうかもしれない。


でも…私は楓のこと大切な幼なじみとしか見れないよ。


もー…私はどうすれば?


「夢。さっきから考え事してるみたいだけど…もう授業終わってるよ?」


美里に声をかけられて自分の手元を見るとさっきまでの数学の教科書とノートが広げられたままになっている。


「次の授業なんだっけ?」


私は数学ね教科書とノートをロッカーに片付けに行こうと椅子から立ち上がった。


「給食。」


「へ?」


「夢本当に大丈夫?なんかぼーっとしてるよ。」

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