好きなんだ*部活恋愛*

みんな、いつの間にか
帰ってしまっていて
私も急いで帰る用意をする。

「あ、海人・・」

海人が部室に置いてある
机の上で部誌を書いていた。

「伽耶、どうしたの?こんな時間まで・・」

「ぼーっとしてた」

「珍しいね」

海人は苦笑いをする。
あの優しい笑顔が、カッコイイ・・

「あのさ、ちょっと・・いい?」

「どうかしたのかい?」

海人は笑顔を絶やさない。
うん、決めた。
告白しよ、そんでフラれよう・・
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