あたしの王子様は全国No.1
私は謝ろうとして顔をあげた。
「ごめんなさ………ぃ……」
そこにはさっきの男よりも数倍怖そうな男が私を冷たい目で睨み立っていた。
「あ、あの、本当にすみませんでした!」
私はその場を立ち去った。
もしあのままあの場にいたらと
変な勘がはたらいた。
あの冷たい目
どこかで見た事があるのはきのせいだろうか?
でもあの瞳の奥はとても優しいと思う。
だってあんなに綺麗な目をしてるんだもん……。