スター
それから普通に授業が進み、2限が終り、10分休憩が入る


あたし達は自然に、まどかの席の周りにあつまる


「あ~つかれた・・。」
まどかが大きなあくびをする


「うんうん!!ってか、まどか~、あの転校生どうなの?」
姫乃がいった。あたしはまどかの答えをまつ


「え?別に・・どーでも言い感じ?」

答えはあたしの予想通り。
みんなはうんうんと頷いた



「っていうか、あたしは転校生より・・前田が気になる。なんかさっきからチラチラ
こっち見てない?」


イライラした口調でまどかが言う。前田を見ると、たしかにあたし達のほうを見ていた。


・・あきらかにあたしを見ているような・・・・


ちょっとイライラしてきたかも・・・


「ホントだね。気持ち悪・・」
あたしはそう言った。・・ホントに困る。


あたし達はみんなで前田を睨む
そしてしばらくすると、まどかが立ちあがり、あたしたちに目で合図した


〝いくよ〟って・・


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