スター
夏休みが終って一ヶ月ほどがたつ


あいかわらず、いじめは毎日続いた

あたしもあいかわらず、いじめを止められずにいた

もう、あきらめてたのかもしれない


やっぱり、自分が1番大事。
そう思うのはあたしだけじゃないはず


正直、あたしは自分を犠牲にしてまで止めようとは思わなかった


そんな、あるひの昼休み


あたし達はいつものように追川をいじめていた


「あんた、マジうざいんだけど」

ガンッ!!


まどかが追川の机を力いっぱい蹴る


何人かのクラスメイトは、その音をきいて教室から出ていった

あたしと広子と姫乃は、止めることもせず、ただまどかを見て、まどかに合わせていた
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