スター
あたしは、ただまどかを見ているだけだった


とめなきゃ、
そう思うのも忘れるくらい驚いていたから


横にいる、姫乃達をみる余裕もないくらい・・



「・・・・・っなにすんのよ!」

まどかは、頬を押さえながら、追川に叫ぶ


追川は、自業自得。そう言い足そうな顔でまどかを見下ろした


「あんたが・・人を馬鹿にするような事言うからでしょ?」

冷静にそう言う追川。


その言葉で、まどかの怒りが頂点に達した


本当は、この時、止めるべきだったのだ・・・


でも、臆病なあたしにはやっぱりそれができなかった・・
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