Lovin' You Forever
家に帰ってあたしはさっき七海と交換した七海のアドレスを電話帳から引き出してきてメールを打った。

―ピッ

宛先:七海
件名:(non title)
本文:
彩音だよぉ♪
今日は色々とありがとう!!これからもよろしくね☆

―ピッ

『送信完了しました』

パタン―

あたしは携帯を閉じてベッドに寝転がった。

はぁ~疲れた…

『広瀬悠』

…んっ!?

なんでこいつの名前がぁ!?

ほんとに急にこいつの名前が、自己紹介の時みせてたあいつの笑顔が今頭の中に浮かんできた。

うわ~あたしなに考えてんだろ…

枕に顔をうずめたとき携帯が鳴った。

…七海かな♪

パカッ―

―ピッ

FROM:七海
件名:Re:
メールありがとう♪
こっちこそ
仲良くしてくれて
ありがとう☆

じゃあまた明日
いっぱい話しよね!!
ばいばいo(^∀^)o


―ピッ

パタン―

…そろそろ寝るか。
もう11時まわってる。

あたしは部屋の電気を消して布団に潜り込んだ。

高校…楽しくなりそうだな♪

そんなことを考えながら眠りについた。

―この時は、
あたしがこんな苦しい想いするなんて思ってもいなかった。
< 5 / 25 >

この作品をシェア

pagetop