~姫様達の日常~


ま、要らねぇけどな。


今のままで十分すぎる。

これ以上手を焼かせないで欲しい。


そんなこと思いながら

俺等は各自の部屋に戻り
俺は、簡単なスウェットに着替えて
ベッドの上にゴロリと転がる。


「はぁー」

やはり溜め息が漏れる。


今日のことを思い返すと


俺等のクラスは個性豊かな奴ばかりで

各々の色を出すばかりで

教室という名のパレットで変な色に…


いや、問題を起こさなきゃいいけどな

ってつくづく思う。



まぁ、ぜってぇ起こすだろうけど(苦笑)







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