~姫様達の日常~



―――――――――――――‥‥
――――――――――‥‥



「はい、皆さん。お疲れ様です。

えー、今日は皆さんの日頃の行いが
良いのか、とてもこの会に相応しい
晴天となり無事に終えることが出来ました。
幸い、誰もが怪我の無く‥‥‥‥‥」



『うたら、かんたら』と
校長の言っていることに
耳を傾けてる生徒なんて居るわけない。


なんせ、10km余りある
道のりを歩いたんだからよ。


足が痛ぇのにも関わらず
歩いてさえいない校長の長々しい話
なんてまともに聞いてられっかよ。



歩き終えたときに貰ったジュースを
飲みながらボーッとする。


ちらっと隣の悠里を見てみると‥


俺と同じく紙パックのジュースを飲みながら
大変ご立腹のようだ。


顔に『さっさと終われ』なんて
書いてありそうなほどだ。






< 38 / 38 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

恋する一歩手前
柚慧/著

総文字数/6,965

恋愛(その他)25ページ

表紙を見る
イヂワル王子×天然お姫~ secretly case ~
柚慧/著

総文字数/29,712

恋愛(その他)174ページ

表紙を見る
貴方が大好きでした‥
柚慧/著

総文字数/6,441

その他12ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop