mind
あれから1ヶ月がたち季節は真冬日になった。
マキは、中学生の時からスノーボードをやっていた。
遠くの山は雪で真っ白になっている。
「あぁ〜、スノボー行きたいなあ」学校に行く途中独り言を言っていた。
学校が終わり放課後、友達のマリアとミキと教室で話していた。
時刻はもう7時を回っていた。
「そろそろ帰ろうか、暗い学校怖いし」
マリア「そうだね、マキ一緒に帰ろうよ」
「いいよ〜ミキは?」
ミキ「私は、CD買いたいから大丈夫」
「わかった、気を付けてね」
ミキ「また明日ね」
マキはマリアと自転車で帰宅した。
マリアと別れ、家が見えてきた。
黒い車が止まっていた。
「もしかして、広瀬くんが来てる?」
マキの自転車をこぐ足が速まっていく。
家に着き、自転車を置き家に入った。
「ただいま〜」
「あら遅かったのね、光ちゃん来てるよ」
と母親が言った。
「やっぱり車が見えたから、ダッシュで帰ってきた。」
部屋に着替えをしに行き、父親と光がいる部屋へ入った。