優しい光~星空で誓ったあの夜~
『今・・・〇〇病院に居ます・・・茉耶に会ってあげて・・・お願いします・・・』


電話越しのお母さんの声は弱々しいものだった。


俺は急いで病院へ向かった。


そして病院の玄関の所には茉耶のお母さんらしき人・・・。


「藤村・・・・拓磨くん・・・ですか・・・・?」


「・・・・・・はい・・・・・・」


「・・・・ッ・・・・茉耶はここに居ます・・・・・」


そう言われて来たのは地下の部屋・・・・・。


薄暗い部屋・・・。


白い布が被せられた人・・・・。


コレは・・・茉耶じゃねぇ・・・。


現実逃避・・・・。
< 15 / 23 >

この作品をシェア

pagetop