いつかどこかで…
『いい…気持ちいい…謙吾…』

謙吾とのセックスでは、何故か自分を曝け出せる。祐治の前では…どこか作ってる自分がいる。いい女に見られたくて…。


『理沙…最高だよ…もう…我慢できない…出していい?』


『私もイカせて…早く…』

彼の指が激しく動くから、私の腰も自然と合わせるように…


『んんっ…ああっ…いっ…いっちゃう…』


『あ…理沙っ…たまんないよ…くっっ』


ソファーのきしむ音が止まって…部屋には私たちの息遣いだけ…


『はあ……』
『う……ん』


みっともない格好のままで二人、ソファーにぐったり…。


暖房も効いてきて、顔が赤くなってきた。


ゴソゴソ起きて…きれいにして下着を着けタイツを履く。

謙吾はだらしない格好のままソファーに寝転んでる。

『夢みたいだ…毎晩このソファーで寝ながらさ、想像で、ここで理沙を抱いてたのが現実になった』


『やだ…エッチ…変な想像しなかったでしょうね』


『想像より現実が凄かったよ…』

謙吾が手招きしてる。


近くに行くと腕を引かれて抱きしめられた。
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