いつかどこかで…
『新しい部屋には理沙を一番に泊めるからね』


『二番、三番は誰かな?』私がからかうと真面目な顔で

『あいつと別れろよ…』


『出来ない…』



私を強く抱き締めた。
『ばか理沙…アホ。カバ』


『謙吾の…謙吾の……スケベ』


私にキスしながら笑った

『最高の褒め言葉だよ』


謙吾の胸に抱き締められて…。その優しい腕に包まれて。


謙吾…謙吾の事も好きなんだなって思った。
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