いつかどこかで…
謙吾
三浦謙吾と…そのままホテルに行ってしまった…。
『シャワー浴びよう…』
彼に手を引かれ…バスルームの前でお互いの服を脱がせあった。
祐治は…シャワーなんか浴びなかった。いつもそのまま抱き合ったよね。
下着姿になった私を抱き締めて…
『ホントに…いい?』
なんて聞かれても…。
ブラを自分で外したら、彼はショーツに手を掛けてゆっくりと下ろしていく。
そのままバスルームに入ってシャワー浴びながら…
『理沙って呼んでもいい?』
『いいよ…。じゃ謙吾って呼ぶね』
濡れた唇を重ねて、そっと舌を絡ませた。シャワーのお湯が伝って口の中に入ってくる…。
『キスが上手いね、理沙』
何も答えず唇をずらして、首に押し付けた。