いつかどこかで…
私の感覚を総て奪って、何も出来なくする。

絞り出すような声で…やっと…

『祐治…?…』


『目の前にいるよ…理沙』

『キス…させて…』

朦朧とする私の唇を彼がとらえた。

必死にその唇を吸った。


『祐治…っ…んっ…』

舌を絡ませて…少しでも私からも愛したい…


ゆっくりと私も腰を動かした。


『祐治…ハアアっっ』

また…意識が遠退く…ダメ…

祐治にしっかりと抱き締めてもらって…彼を見つめる

『なんて顔してるんだ…食べてしまいたいよ…理沙…』

気を抜けばいってしまい、気を失いそうなギリギリのところで必死に彼と繋がっている。


私の髪を撫でながら何度もキスしてくれる


『もう…いっていいよ…』

見つめて…私を静かにゆっくりと突いて…


『んんっ…っ…ああっ…』
彼の肩にしがみついて…もう…何もかも…彼と私以外の何もかも消え去って無くなって。
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