いつかどこかで…
優しい顔で私の首筋に舌を這わせながら…

『悩んでるように見えるけど?』


恋?恋…とは違う。なんだろう。謙吾への気持ちは…好きだって…気持ちは恋?

私の唇を指でなぞりながらそっと…口付けた。


『理沙…可愛いよ。奴が気になるのか?理沙は高校の時の初体験が怖すぎて…それっきり恋が出来なかったんだろう?。そのまま大人になって俺の女になったから…今になって恋してるのかもな…』


彼の唇を何度も吸った。
『違う…恋したのはあなたによ。謙吾は恋じゃない…違う…。』

『理沙…いいよ…恋しても。でも俺の手の中でだ。』

舌を押し込み、絡ませて…。

ドキドキして…息があがって苦しい。


『あ…んっ…。祐治っ…』

少し唇を離して名前を呼んだら、また直ぐに唇を塞がれた。

キスだけで…イってしまいそう。


角度を変えながら、激しく唇を貪りあった。

濡れた音が部屋に響く。二人の吐息が…絡みあう。


『んっ…祐治っ…愛してる…』


『理沙…愛してるよ…』


舌を絡ませ…唇を吸い上げ…

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