いつかどこかで…

もう、祐治の事は諦めなきゃ。


私が離婚したのは、祐治を忘れられなかったからなのに…。


祐治に家族を捨ててほしいなんて言わないのに。


不倫のままでよかったのに。

祐治が私を突き放すのは…
私をずっと愛人に出来ないって思ってるから…かな？

私を選ぶ事は彼には出来ないみたいだから…。


仕方ない。始まりは私からのワガママだったんだもの。


たまにでもいい。

逢ってくれたら…それでいいって…


私がワガママ言ったんだもん。