いつかどこかで…
祐治さんとたまに会うのは理沙には内緒。迷惑かけるなってうるさいから。


車で迎えに来てくれ、マックに入る。

『どうした…祐吾』


祐治さんが俺のオヤジじゃないかなって…最近特に思う。なんだか似てるから。おれら。


何かに託けて俺から祐治さんを呼び出してる。

理沙の友達だという、祐治さんと謙吾さん。小さい頃から可愛がってくれて、俺は二人が大好きで。


いつ頃かな。俺の名前が、二人の名前を合わせたものだと気付いたのは。

二人が母親を理沙って呼ぶのが好きで…俺もつい、理沙って呼んでるんだ。


『祐治さん、初めてエッチしたの、何歳?』

『は?』
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