いつかどこかで…

離婚した私は実家の両親と暮らして、そこから会社へ通ってる。


いつものようにバス停で携帯開くと、謙吾からのメール。


[理沙…。会いたい]


返信はしない。

出社した私の…悪い予感は当たった。


謙吾が…いた。

まわりからは不思議そうに『あれ?メンテ…終わったよね?』


謙吾は私を真っすぐに見て
『別件です』
と答えた。
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