いつかどこかで…
叱らないの?
奥さんに…見られちゃうよ?


謙吾は黙って私を抱き締めて…。

シートを倒した。


『理沙…』

優しいキス…。私の頬にもキスマークを付けた。


胸を強く掴んで…先に唇を当てて…


私は謙吾に付けたキスマークにそっと唇を這わせた。

私…何してんだろ。なんか…謙吾が愛しく感じる。私を好きだって言ってくれた謙吾が。



ジーンズを下げ片足を抜くと持ち上げて…きつい。


『謙吾…人に…見られるっ』


『大丈夫だよ…理沙…あっ…くっ…』


一気に突いてくる…。


こんな場所で、こんな格好で…感じてる自分が、嫌。


でも…謙吾にされることに感じてる。
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