いつかどこかで…
『あ…っ…謙吾…っ…』


『理沙…』


夢中で突いてる謙吾に

『謙吾…ダメ…中に出さないで…謙吾…』


感じる…凄く…。祐治を好きなのに…

やめられない。でも……。



『謙吾…』


『大丈夫だよ…んっ…外に出すから…』



倒したシートの上に私をうつ伏せにして後ろから突いてくる。私のシャツを剥ぎ取って…後ろから胸を掴んで…


『んっ…謙吾…』

お尻だけ突き出すような恥ずかしい格好で、私だけ殆ど裸。


私って…なんて女。


後ろから抱き締めてられて…肩にキスする彼に…顔を寄せて。


『謙吾……』

止まらない…
『あんっっ…い……』


なんて淫らなんだろう。私。やらしい女。


『理沙…』

ぴったりと背後から抱き締めて…腰を動かしていた彼の動きが早くなる…



『ああっ…もう…ダメ…謙吾っ…謙吾っ』


全身が震えて…激しく感じた…。


彼は抜いたそれを自分で擦りながら…私の背中に放った。


息遣いも荒いまま、彼は私の背中を綺麗にして…シャツをかけて、抱き締めてくれた。


心地いい…。祐治以外にこんなに身体が反応するなんて…。


私の身体を優しく撫でて、濡れたところも綺麗にして…服を着せてくれた。


優しい謙吾。


『理沙…少しは俺が好きだろ?いや、少しなんかじゃない。じゃなければこんなに感じないだろ…』


耳を咬みながら囁く。


なんだろ。この幸せ感。


私は間違いなく祐治が好き。なのに…謙吾に抱かれて幸せを感じる。


謙吾の事が好きになった?

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