薔薇輝石色℃-ute
「ムキー!シュート決まりませんわ!」
「だから敵の控えキーパーを引きずり出してノーマルシュート出しまくってTPをかなり減らして、そこに必殺シュートだすんですよ。」
「そんなセコい手は使えませんわよ!」
ぎゃあほにゃあにぎゃあ・・・!
ヴァーラとローネの口げんかはいつものことだけどララとローネってゆーのは珍しいですわね。んっ、カーラがいませんわね。
「ミー、カーラどこ行ったか知ってる?」
「カーラならローネがシュート決まらないことに怒りを軽く燃やしてる時にキッチンに行ったわよ。」
「じゃヴァーラは?」
「ヴァーラ・・・確かにいないわね。」









・・・、・・・。カーラ戻ってきませんわね。そーゆーことですの?
ガチャッ
「?プリシッラ?」
「ちょっとカーラ探してきますわ。またどっかで迷子になってるだろうし。」


カーラよく迷子になりますわね。あの部屋からキッチンなんてかなり近いのに。
「カ~ラ~、どこにいますの~。」
カーラ今日はどこかしらね?
「ふえぇ~んプリシッラ~(泣)」
・・・兄様の部屋の前から聞こえますわね。





「カーラここでしたのね。」
「ぐすっ、ひっく・・・うっうっプリシッラ、プリシッラ~!心細かったよ~。」
「まったく、心配かけさせて。」
「う~っゴメ~ン!・・・?プリシッラ、なんか焦げ臭くない?」
・・・?くんかくんか 確かに、なんか焦げ臭いですわね。
「兄様の部屋からですわね。」
「ねぇどうするの?」
「決まってますわ。ちょっとボール取ってきますわ。」
トテテテ・・・
「あれ?カーラここでお留守番?」
「カーラのことは私に任しといてよ!」
ヴァーラに任せてボールボール。







トテテテテテ・・・
「待たせましたわね。」
「ねぇプリシッラ、何なのこの臭い。」
「開けてみないとわかりませんわよっと!」
ドグァッ
グシャァァァァッ
< 2 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop