きみへのおくりもの
「お〜怖っ。いいじゃんかよなー。明日は何があるかわからねェんだからよ。今日は楽しもうぜー。そうだ!病院抜け出して海にでも行くか。お前にキレイな海を見せてやるよ」 リュウジが清々とした色でサトシを見据える。
サトシは何故だか涙が溢れ出てきた。次から次と・・・・。夢も希望も何もかも奪われて、枯れるまで流した涙のはずなのに・・・。ぜんぜん止まらなかった。

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