ホワイト・クリスマス

君を知っていた理由

しばらく歩いて着いたところは


「家?」



「そ、俺の家」


家、というより高層ビルだと思う…。


「ここで話すんですか?」

「うん…イヤ?」

「あ、いえ…」

「じゃ入ってー」

エレベーターにあたしを押し込むと、自分も入ってドアを閉めた。


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