からふる・ぱれっと

南、南、南…。


南!


南の教室に着くと、チカが南と喋ってた。


…気に入らねぇ。


イライラする。


ワケわかんねぇ。


ずかずかと教室に入り、南とチカの間に割り込んだ。


「筒井先輩?」


「南。面貸せ。」


南の後頭部を掴んで噛み付くようにキスをした。


「つつ…い…せんぱっ…んっ!」


息を付く暇もやらない。


そんなの要らない。


「…んっ…せんっ…ぱっ…ぃ…。」


崩れ落ちそうな南の腰を強く抱いて、唇を重ねる度リップ音が脳裏に響く。


何度も何度も。


噛み付くように、欲望のままにキスをした。

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