からふる・ぱれっと

…グイッ!


「ハルキ、変態。」


ハジメに襟を引っ張られ阻止された。


「ハジっ…。」


「この続きは帰ってからやれ。チカが泣く。」


そう言われてチカを見ると、涙目で立っていた。


「バカ野郎っ!!幸せになっちまえ!!」


チカはそう吐き捨てて、出ていった。


「チカ…。」


「チカの相手は俺がやってやる。ハルキは南ちゃんとヤっちゃえば?ほら、プレゼント。」


ハジメはあるモノを投げてきた。


それを見て顔を真っ赤にしたのは言うまでもない。


「ばっ…!!」


「お幸せに。」


ハジメはチカを追って出ていった。

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