【短】ひこーき雲
「はぁ…」
俺はのろのろと屋上に向かった。
「陽介〜?」
屋上に着いたものの陽介の姿が無い。
「はぁ…どこ行ったんだよ。」
俺は手すりにもたれた。
すると屋上のドアが開く。
「陽介!!どこ行っ……てた……」
そこに居たのは陽介ではなく、
――彼女だった。
「なん…で…」
「ちょっとは…私の話も聞いてよ!!」
そう言って彼女は肩を小さく震わせた。
「………へ?」
「谷川君……絶対に勘違いしてる。
陽介と私は、谷川君が想像してるような関係じゃない!!
私は…谷川君のことが好きなんだから!!」
俺はのろのろと屋上に向かった。
「陽介〜?」
屋上に着いたものの陽介の姿が無い。
「はぁ…どこ行ったんだよ。」
俺は手すりにもたれた。
すると屋上のドアが開く。
「陽介!!どこ行っ……てた……」
そこに居たのは陽介ではなく、
――彼女だった。
「なん…で…」
「ちょっとは…私の話も聞いてよ!!」
そう言って彼女は肩を小さく震わせた。
「………へ?」
「谷川君……絶対に勘違いしてる。
陽介と私は、谷川君が想像してるような関係じゃない!!
私は…谷川君のことが好きなんだから!!」